卒業生紹介




大澤 真奈

2006年度 武蔵野美術大学 油絵学科 合格

 


メッセージ

 私が、さんかく工房にくるきっかけになったのは、小学校の友人からの紹介でした。工房に入る前までは、デッサンらしきものもほとんど描いた事がなかったので、初日からドキドキしながら絵を描いていた事を覚えています。当時は、絵を習うことにかなり抵抗を感じていたし、受験対策だけの絵なんか描きたない!なんて思っていましたが、工房にきてからデッサンをすることがめちゃくちゃ楽しいと感じていました。ある日、ふと気づいたのは、さんかく工房は海外で絵の勉強をしている様な環境だということです。先生方が全ての生徒に対して1対1で、生徒それぞれの感性や受験への思いと向き合って、同じ時間と空間を共有していました。すごい技術で見せつける絵ではなく、本人の感性を重視されながら指導されているような印象を受け、描いている私もとてもやりがいのある場だったと思います。大学の友人達の話を聞いても、さんかく工房みたいな所はありません。卒業してからも、度々工房を訪れますが、言うまでもなく絵を描くのに適した環境です。(私個人としては、人生相談もできるすてきな場所ですよ☆)


 私の受験は、入試までほぼ3ヶ月しかないという時間と本当にやりたい事は何なのかということとの葛藤でした。美大を受験することを決めた後は、選択幅も少なかったので、目標が絞れた分集中もかなり出来たと思います。とにかく、毎回ひたすらあるだけの時間を使って、一生懸命描いたのだけは覚えています。正月開けからは、朝の8時ぐらいから先生がついて、一生懸命教えてくださいました。そして、さんかく工房で教えてもらった事全てを信じて、入試に臨みました。私が、合格したのは技術があったからではありません。何よりも腕がちぎれるくらいに描きたい気持ちと、その大学に行きたいんや!という自分の人生がかかったてる気持ちが大きかったからです。(おどしみたいな感じですけど、、、笑)


 大学に入ってからも、いろいろな系統がある中で、私はさんかく工房でやったことに自信をもっていますし、感性をつぶさずに絵を描けるように指導してくださった工房の先生方と、ずっと支えてくれている家族に本当に感謝しています。
これから受験される工房の皆さんへのメッセージは、「絶対に自分のやってることを信じ、自信を持つこと」です。また、絵を描く事が自分の生き甲斐や、自分の心のはけ口ならば、命がけで描くんだというくらいの気持ちで。その自分の気持ちに勝るものは、他にはないから。

2007.8


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